何か相手にとって嫌なことを伝えたいときに緩和剤として使う「悪気はないんだけど…」というフレーズ。
英語にもぴったりの「No offense.」という表現があります。
今回はこの no offense の意味や使い方、応用例文などを紹介します。
no offense の意味
offense には「気を悪くさせるもの、不愉快なもの」という意味があります。
そこに否定の No を付けて、No offense.「悪気はない、不愉快にさせるつもりはない」というフレーズになります。
スポーツで使うように offense(攻撃)defense(守備)という意味もあり、No offense には「攻撃するつもりはない」という意味合いも含まれています。
攻撃するわけじゃないよ
悪く思わないでね
と相手に敵意のないことを伝えるためのフレーズです。
I’m sorry, no offense.
ごめんなさい、悪気はないんです。
no offense を使ったフレーズ
悪気はないんだけど、〇〇だよね。のように文章を続けたいときは、No offense but… のように but で繋ぎます。
No offense but I don’t like your new hairstyle.
悪気はないんだけど君の新しい髪型はあまり好きじゃないかな。
No offense, but I think it’s your fault.
気を悪くしないでほしいんだけど、でもそれは君の落ち度だと思う。
冗談で言うこともあります。
日本語でも「悪気はないんだけど」と前置きしてひどいことを言って笑いを取ることがありますよね。
No offense but I hate you!
悪気はないんだけど君なんか大嫌いだよ!
No offense への返答
No offense.(悪気はないんだ。)に対して、「悪気のないことはちゃんと分かってるよ」と伝えたいときには
No offense taken.
傷ついてないよ。(気にしてないよ。)
もしくは None taken.と返すことができます。
まとめ
悪気がないからといって許されないこともたくさんありますので、No offense と言っておけば何を言っても良いわけではありません。
英語圏ではズバズバものを言うイメージがありますが、英語でもお世辞を言ったりして上手にコミュニケーションを取るのは当たり前です。
「言いにくいけど伝えるべきこと」を伝えたいときに、No offense を是非使ってみてくださいね^^
「言いにくいんだけど…」のようなニュアンスで使うこともできます。
No offense, but this tastes like garbage.
悪く思わないでほしいんだけど、これ生ゴミみたいな味がするよ。
Study Japanese Language
English No offense but…
Japanese 悪気はないんだけど…
Romaji Warugi wa naindakedo…