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可能性の確度を表す「may be/should be/must be」の違い

トーフ
トーフ

I’ll also ask Hirame, ok?
ヒラメにも声かけてみていい?

ヒジキ

He should be busy.
彼は忙しいんじゃないかな。

前回must beを使った表現についての記事を書いたのですが、日本語に訳すと “may be” や “should be” を使った文章も訳としては同じような表現になってしまうので、明確な使い分けについてまとめてみようと思いました。

「彼は忙しいんじゃないかな」を英語で言おうと思うと、まず思いつくのが “may be” ではないでしょうか?
でも掘り下げてみると、本当に伝えたいニュアンスは “should be” や “must be” であることのほうが多いように感じます。

may be、should be、must beの違い

例えばこのような会話をした場合、

ヒラメにも声かけてみていい?

彼は忙しいんじゃないかな。

日本語では「彼は忙しいんじゃないかな」の一言から

  • ・忙しそうだなというイメージで言っている
  • ・いつも忙しいから推測してそう言っている
  • ・忙しい理由を知っていてそう言っている

の、いずれかをニュアンスや前後の会話で判断しています。
この「確度の違い」を英語では文章そのもので伝えることができます!

may be(たぶん〜かも)確度:低

He may be busy.
彼はもしかしたら(たぶん)忙しいかもね。

根拠はあまりないけど彼は忙しいかもしれないよ、という確度低めのフレーズです。
場面によっては実はあまり来てほしくないから「忙しいんじゃないかな?」と言っているようなニュアンスにも聞こえますね。
Maybe he is busy.” と言うこともできます。

should be(〜なんじゃないかな)確度:中

He should be busy.
彼は忙しいんじゃないかなぁ。

いつも忙しいと言っているから、きっと今日も忙しいんじゃないかなぁ?という一般的な推測に基づくフレーズです。根拠や理由に基づいていたとしても、shouldはあくまでも「推測・推量」の域を出ません。

must be(〜に違いない)確度:高

He must be busy.
彼は忙しいに違いない。

「今日は予定が入っていると聞いていた」「しばらく仕事が立て込んでいると言っていた」など、何らかの根拠に基づいて確信している時に使う確度高めのフレーズです。

must beの使い方については併せて前回の記事もご参照ください。

まとめ

確度の違いを伝えられる単語なんて日本語にはない感覚なのでなかなか慣れませんよね。
是非これを機に正確なニュアンスを伝えられるように、少しこだわって使ってみてくださいね。

It should be sunny tomorrow!
明日は晴れるはず!

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English He should be busy.
Japanese 彼は忙しいんじゃないかな。
Romaji Kare ha isogashiinja naikana.

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